入局希望の方へ recruit 医局員の声

医局員の声

voice 01

助手
中西 洋太朗2017年入局

周術期の患者の安全を守るスペシャリストを目指して

全身麻酔が学びたいと思い麻酔科に入りました。研修医時代からお世話になっていた福大にそのまま入局し、もう5年目になりました。

入局当初は毎日の症例をこなすことに必死で、手技や麻酔管理の出来に一喜一憂する日々でしたが、諸先輩方の指導のおかげで今では余裕と自信を持って望むことができています。

学年が上がるにつれて、心臓外科の麻酔や、気道管理が難しい症例、低心機能に対し区域麻酔をメインにした麻酔など、困難な症例を担当することも多くなりました。チーフレジデントとして、後輩の指導や手術室全体のマネージメント業務にも参加させていただき、幅広い症例の把握や手術室運営など、自分の視野や見識を広げるいい刺激となっています。ハードな1日を過ごすこともありますが、医局の和やかな雰囲気、上級医になんでも相談しやすい環境のおかげで日々楽しく過ごしています。

ベッドフリーでオン・オフの切り替えがしやすいのも麻酔科の良い面かと思います。休日は仕事のことを忘れ、一児の父として1歳の息子になんとかして懐かれようと必死です(笑)。

今後は、まずは専門医試験の合格を目指し、その後は集中治療と心臓麻酔に特化してサブスペシャリティを持っていけたらと思っています。

福大麻酔科は出身大学も幅広く、様々な目標やライフスタイルを持った人が集まっています。色々な個性や希望を受け入れてくれる医局だと思いますので、麻酔やその関連領域に興味がある方なら誰でも大歓迎です。新しい仲間が増えるのを心から楽しみにしています!

voice 02

助教
三股 亮介2011年入局

サブスペシャリティの選択

私は2009年に福岡大学を卒業し、市中病院で研修後に福岡大学病院麻酔科に入局しました。

当初はただただ麻酔が楽しいという理由で入局したので、当面の目標は麻酔科専門医を取得することでした。そんな中、心臓血管麻酔に興味が湧き、麻酔科専門医の取得と並行して心臓血管麻酔専門医の取得も目指すようになりました。心臓血管麻酔専門医取得には認定施設での経験症例数という条件があり、勉強して知識を蓄えるだけでは取得することはできません。興味を持ったことにただ身を任せるだけの私はそのことをあまり考えていませんでしたが、先輩方が知らないところで導いてくれ、成人の症例は福岡大学病院で、小児・新生児の症例は福岡市立こども病院で経験させていただきました。

そして現在、私は麻酔科専門医、心臓血管麻酔専門医として働くことができています。今後は私が先輩として、後輩が日頃の麻酔を一生懸命取り組むことで自然と専門医が取得できるような環境作りを行っていきたいと思っています。是非一緒に麻酔を楽しみましょう。

voice 03

助教
富永 将三2019年入局

専門医取得後の異動、自分の求めるサブスペシャリティとの出会い

私は、初期研修後は地元の大学病院麻酔科に入局し麻酔科専門医を取得しました。子供が生まれたことをきっかけに、子育てや家族の生活スタイルについて話し合い、福岡市内への異動を希望しました。

専門医は取得していましたが、まだまだ経験したい症例やマネージメントを勉強したく、多方面にご協力いただいた上で福岡大学へ入局しました。福大麻酔科は温かい雰囲気で、中途異動してきた私を優しく迎え入れていただきました。

今年で異動して5年目になります。手術室ではスーパーバイザー業務の一端を担いながら、専攻医の先生が日々成長されていく姿を一緒に感じられることが、忙しい中にも喜びを感じています。

サブスペシャリティに悩んでいた私でしたが、現在縁あって産科の先生、助産師さんと一緒に無痛分娩に関わらせてもらっています。妊婦さんと話し合いながら、分娩の進行を考え自分で挿入した硬膜外カテーテルで産痛緩和を行い、安全・安心な分娩をチームで提供する無痛分娩に魅力を感じています。

転局して新天地での勤務ではじめは慣れるまで心配なことがありましたが、今では自分の進みたいサブスペシャリティにも出会えた福大に感謝しています。

voice 04

助手
丸田 弦2017年入局

臨床での麻酔から大学院での研究へ

僕は今までは手術室での麻酔をメインに臨床に携わってきましたが、麻酔科7年目になる年に大学院進学のお声かけを頂きました。臨床も大好きですが、今までとは足並みを変え、見聞を広げる意味でも大学院進学は楽しそうだなと感じ、進学を決めました。現在は分子細胞生物学教室で研究の基礎から勉強をさせてもらっています。

大学院進学を含め、選択肢の多いところが大学病院の強みだと思いますが、それに加え福岡大学の麻酔科の強みは風通しのいい雰囲気なんじゃないかなと強く感じます。2児の父として育児も楽しみつつ、研究を行うことができています。ぜひ皆さんも一度見学にお越しください。

voice 05

助手
織田 良太2022年入局

人間関係の良さは福大の大きな魅力!

私は2020年に福岡大学を卒業して市中病院で初期研修を行った後に、福岡大学病院麻酔科に入局しました。入局当時は麻酔知識も十分になく、手技の経験も乏しい状況でしたが、上の先生方がとても優しく、懇切丁寧に教えていただきました。

今年で麻酔科2年目になりましたが、当医局は先輩・後輩関係の風通しがよく、様々な先生に相談できる環境が魅力的だと考えております。出身大学も様々ですし、別の診療科から麻酔科に転科された先生や他県の病院から福大麻酔科に入局された先生もいます。

大学病院なので手術麻酔症例が豊富なのはもちろん、心臓麻酔、産科麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和医療などのサブスペシャリティも充実しております。

私はまだサブスペシャリティは決めておりませんが、先輩方の背中を見つつ今後ゆっくり考えていこうと思っております。
「麻酔が好きだけど、将来何をしたいか決めていないな」と考えている方がいましたら、是非一緒に働きませんか。同じ職場で働けることを楽しみにしております。見学も大歓迎です!

voice 06

助手
松岡 采花2018年入局

育児と仕事について

私は麻酔科に入局して今年で6年目になります。入局1年目と4年目に子供を出産し、現在は子育てをしながら専門医資格取得を目指して働いています。福岡大学病院麻酔科での妊娠中の具体的な対応としては、整形外科や血管内手術などX線を使用する症例の回避をしてもらえました。つわりがきつい場合など体調に合わせて働き方を相談することもできます。子育て中に関しても、子供の年齢や各家庭の状況に応じて勤務できる時間などが人によって様々なため、当直の有無など相談しながら働くことができます。私はいまは、チーフレジデントとして週1回はマネジメントをする立場として働いており、皆と一緒に働くことに楽しさを感じます。

このように、妊娠中や子育て中でもいろんなことを考慮してもらって、多様な症例の手術麻酔や学会発表、更にはICUやペインクリニックのローテーションなどの経験を積むことができます。

福岡大学病院麻酔科には私のように子育てをしながら働いている医師が多く在籍しています。そのため、仕事に関することだけでなく育児についての相談もしやすい環境です。ぜひ一度、見学に来ていただいて医局の雰囲気を見ていただければと思います。